■ストーリー

夏休みも間近に迫った7月、もう街は夏一色です。旅行代理店の前を通ればハワイツアーだの清里で素敵な恋だの夏の北海道と浮れまくり(まぁ旅行代理店なんてのはオールシーズン浮れまくってるのですが)、ニュースではプール開きを間近にした小学校の話題、暑さで我を忘れたキ印の事件。インターネットは相変らず中国製の殺戮ロボットが皆の注目を集めています。

そんなことはこのゲームにはまったく関係ないのですがまぁそれはそれとして、ある時タコ頭、もとい、ともが突然こんなことを言い出しました。

「明日はみんなで登校しよう!」

この女が突発的なことをいうのはもはや日常茶飯事。誰も真剣に取り合いません。せいぜい何も考えていない大阪が「それは楽しそうやなぁ」なんて言うだけで―――あ、よみなんて鼻で笑ってますよ? 結局ちよちゃんの「たまには一緒に登校しましょう」という一言で一緒に登校することになりました。

さて翌日、いざ集まってみると言い出しっぺの、ともがいません。きっと寝坊しているんだろうと、ちよちゃんはさして気にしていませんが、彼女は忘れていたのです、いつもなら、よみがともを強制連行起こして一緒に登校していることを―――。



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